「未経験の私でも、IT業界で本当についていけるのかな……」

かつて、プログラミング経験ゼロの就活生だった私が、毎日のように抱いていた不安です。

結城まな

こんにちは
プロジェクトSEの仕事図鑑へようこそ!

理系卒ながら「コードを一行も書けない状態」でIT業界に飛び込み、1年目。

現在はプロジェクトの進捗を管理する「PM(プロジェクトマネジメント)寄り」のSEとして働いています。

現場に出てみて、確信したことがあります。
SEの仕事は「コードを書くこと」だけではありません。

コーディング経験がなくても、「誠実さ」や「気配り」が最強の武器になる場所が、ITの世界にはたくさんあるんです。

この記事では、私が現場で感じた「PM寄りSE」のリアルな適性をお話しします。

読み終える頃には、「私にもSEとしての道があるんだ!」と、自信を持ってもらえるはずです。

そもそも「PM寄りSEって何?」という方は、
▼まずこちらの記事からチェックしてみてくださいね。

「えっ、SEってコード書かないの?」入社して驚いた、未経験SEの本当の仕事内容 結城まな こんにちはプロジェクトSEの仕事図鑑へようこそ! 私はプログラミング未経験で、大手IT企業に入社しました。現在はプロ...

1. 「プログラミングが全て」は誤解?SEの2つのタイプと今のニーズ

前の記事を読んでくれた方はおさらいとして、この記事から読み始めた方のために。

まずはSEの2つのタイプについて、サクッと紹介しますね。

多くの学生さんが、「SEの適性=プログラミングが得意かどうか」だと思っています。

でも実は、SEのキャリアには大きく分けて2つの「道」があるんです。

  • 技術特化型:
    最新技術を追いかけ、職人のように高度なシステムを作り上げるプロ。

  • PM寄り(マネジメント)型:
    顧客と話し、チームをまとめ、プロジェクトをゴールへ導くプロ。

「え、でもコードが書けないとSEじゃないんじゃ……?」

そう思うかもしれませんが、今は「PM寄りSE」のニーズがものすごく上がっているんです。

理由は、AIの進化にあります。

最近はAIを使えば、綺麗なコードはある程度自動で作れるようになりました。

だからこそ、企業が人間に求めているのは「何をどう作るか決める力」や「円滑にプロジェクトを動かす管理能力」なんです。

技術力は入社後の研修で補えますが、誠実な調整力や周りへの配慮は、一朝一夕では身につきません。

だからこそ、就活では「管理の資質」がプログラミングスキル以上に評価されることもあるんですよ。

技術力だけではない、今の時代ならではのやりがいについて、私の実感を少しお話ししますね。

📝 まなの現場メモ

【AI時代だからこそ気づいた、自分の価値】

私自身、研修の時にはコードが書けず、この会社で働き続けられるのかと不安になることもありました。

でも、分からないコードの意味をAIに聞きながら理解を深め、「こういう風にしたい」と的確に指示を出せれば、システムは形になっていくんです。

現場で必要なのは、プログラミングができる「プロ」を尊重しながら、彼らが苦手な「全体を管理してチームを前に進める役割」を引き受けること。

そこに自分の価値があるんだと気づいたとき、これからも頑張って働けそう!と思えました。

では、具体的にどんな「資質」が現場で求められているのでしょうか。次から詳しく見ていきましょう。

2. 【本題】新人PM寄りSEにこそ必要な「誠実さ」3選

では、具体的にどんな人が「PM寄りSE」に向いているのでしょうか?

「高いコミュ力が必要なんでしょ?」と思われがちですが、
もっと身近な3つの「誠実さ」こそが本質です。

① 「相手がどう思うか」を想像できる力

喋り上手である必要はありません。

「この情報を今伝えたら、先輩は助かるかな?」

「この資料を整理しておけば、後の工程が楽になるかな?」

そんな風に、相手の状況を一歩引いて考えられる「思いやり」がある人は、調整の才能がバッチリあります。

② 「自分事」として捉える責任感

技術的な正解が分からなくても、「自分が任されたこのタスクは、最後までやり遂げる」という姿勢です。

「自分が止まると、チームのプロジェクトも止まってしまう」という危機感を持ち、泥臭くても全うしようとする「ひたむきさ」は、何物にも代えがたい信頼に繋がります。

③ 「分からない」を素直に伝えられる勇気

パニックになる前に「ここが不安です、教えてください!」と周りを巻き込む力。

これも、プロジェクトを成功させるための立派な「誠実さ」の形です。

一人で抱え込まず、チームの最善を考えて行動できる強さが求められます。

私の経験でも、この「誠実さ」が大きなピンチを救ったことがありました。

ちょこっとお話しますね。

📝 まなの現場メモ

【新人として「適性」を実感した瞬間】

入社してすぐ、ある機器の在庫を確保するタスクを任されました。

ところが、その機器がまさかの「廃盤」に!

確保できなければプロジェクトが止まるという大ピンチでした。

忙しい上司や先輩の時間を奪うのは申し訳ない……。

そう一瞬ためらいましたが、「プロジェクトを成功させたい」という一心で「お時間ください!」と食らいつきました。

特別なトークスキルがあったわけではありません。

でも、相手の状況に配慮しつつ、誠実に「今これが必要なんです」と伝え続けた結果、無事に在庫を確保!

「やり遂げたい」という純粋な想いが周りを動かした、忘れられない経験です。

ここまでお話ししたように、PM寄りSEにはたくさんのやりがいがあります。

ただ、良い面ばかりではなく、あらかじめ知っておいてほしい「覚悟」のポイントもいくつかあります。

3. 逆に「これは覚悟しておこう」というポイント

もちろん、楽しいことばかりではありません。

現場のリアルとして、覚悟しておいてほしいことも正直にお伝えしますね。

① 「待っているだけ」では仕事が進まない

上司も先輩も、基本的にはみんな忙しいです。

遠慮して質問を後回しにすると、納期に間に合わなくなります。

時には「お忙しいところすみません!」と割り込む、ちょっとした「図太さ」も必要です。

② 「納期」が近いと忙しい時期もある

IT業界はホワイト化が進んでいますが、プロジェクトの締め切り前は、どうしても踏ん張りどころになります。

常に一定のペースではなく、「メリハリのある仕事」だと理解しておきましょう。

③ 「専門用語」の勉強は入社後もずっと続く

「管理」が仕事といっても、システムの中身を知らなければ適切な調整はできません。

毎日新しい言葉が出てくるので、学び続ける姿勢は必須です。

このように、厳しい側面があるのも事実。

ですが、こうした壁を乗り越えることで、一歩ずつプロに近づいていけます。

私がどうやってこの「リアル」を乗り越えたのか、少しだけ共有しますね。

📝 まなの現場メモ

【大変だけど乗り越えられた理由】

忙しい上司を捕まえるのは、今でも正直ドキドキします。

でも、ある時先輩から「上司はずっと忙しいから、待ってても無駄だよ(笑)。早く質問したほうが良いよ!」と言われ、吹っ切れたんです。

ガンガン質問して仕事を回している先輩たちの姿を見て、「これが仕事の進め方なんだ」と納得しました。

自分のタスクを早く終わらせることが、結局は上司への一番の恩返しになる。

そう気づいてからは、関係性もぐっと良くなりました。と感じています笑

壁を乗り越えた先には、きっと新しい自分の価値が見えてくるはず。

ここまで読んで、「自分はどうかな?」と気になってきた方も多いのではないでしょうか。

次はいよいよ、あなたの「適性」をチェックしてみましょう!

4. 【診断】あなたはどっち?日常のしぐさでわかる適性チェック

「私に素質があるか、まだちょっと自信がない……」という方へ。

日常生活の「あるある」でわかるチェックリストを作ってみました!

気配り
友達と予定を合わせるとき、相手の都合を考えながら「この日はどう?」と提案するのが苦じゃない。

責任感
バイトや課題で「自分の担当」になったことは、最後までやり遂げないと気が済まない。

アクション
トラブルが起きたとき、一人で悩るより「誰に相談すれば解決するか」を先に考える。

図太さ
相手が忙しそうでも、必要な用事ならタイミングを見て「すみません!」と声をかけに行ける。

達成感
試験前などのバタバタする時期があっても、乗り越えたあとの達成感が好き。

5つのチェックリスト結果を発表します!

【診断結果】

3つ以上チェックがついたあなた:
おめでとうございます!立派な「PM寄りSE」の才能アリ◎

チェックが少なかったあなた:
今は自信がなくても大丈夫。
でも、もし「一人の作業に没頭したい」という気持ちが強いなら、技術を極める職人タイプの方が向いているかもしれません。

いかがでしたか?『自分には無理かも……』と落ち込む必要は全くありません。

実は、こうしてチェックリストを用意してみた私自身も、すべて完璧にできているわけじゃないんです。

まなからのメッセージ:実は私も、完璧じゃありません!

実は、この記事を書いている私自身、いまだに「今聞いたら迷惑かな?」と悩んで時間を無駄にしちゃうことがあります。

でも、「完璧にこなすこと」より「一歩ずつ工夫して進めること」の方がずっと大事。

皆さんも、現時点で全部できている必要なんて全くありませんよ!

5. まとめ:適性は「後からついてくるもの」

最後におさらいしましょう!

ポイント
  • SEには「作るプロ」と「まとめるプロ(PM寄り)」の2タイプがある。
  • AI時代だからこそ、人間にしかできない「調整・管理」の価値は上がっている。
  • 大事なのは高い会話術ではなく、誠実さや一歩踏み出す勇気!

お疲れ様でした!結果はどうでしたか?

今の時点で100%向いていなくても、全く問題ありません。

私自身も、日々悩みながら一歩ずつ進んでいる最中です。

「誰かの役に立ちたい」「目の前のことをやり遂げたい」 あなたが今チェックを入れたその素直な気持ちさえあれば、適性は必ず後からついてきます。

プログラミング未経験だからと諦めるのは、本当にもったいないですよ!

診断で自分の「可能性」を少しだけ感じてもらえた今だからこそ、
私から本音で伝えたいことがあります。

実は、私が今こうしてエンジニアとして活躍し、自分自身の人生をコントロールできているのは、「たまたま、自分にぴったりの適性がある場所に出会えたから」なんです。

でも、振り返るとそれは本当に「運」が良かっただけの、危ない橋でした。

一歩間違えれば、適性のない場所でボロボロになっていたかもしれません。

みなさんには、私のように「たまたま」を待つのではなく、もっと高い確率で、確実に理想の人生を掴み取ってほしい。

そのために、私が「スキルより適性や人間性が大事だ」と確信している理由と、このブログに込めた熱すぎる本音を、少しだけお話しさせてください。