結城まな

こんにちは
プロジェクトSEの仕事図鑑へようこそ!

私はプログラミング未経験で、大手IT企業に入社しました。
現在はプロジェクトマネジメントSEとして働いています!

「IT業界、働きやすそうでいいな。でも…」

  • 文系だし、プログラミングなんて触ったこともない
  • 志望動機を書こうとしても、ネタがなくて筆が止まる

そんな悩みを抱えていませんか?

その気持ち、痛いほどわかります。

私も就活生の時は、
プログラミングガチ勢の理系学生しか志望動機を書けなくない?私に書けるかな…
と本気で悩んでいました。

でも、結論から言います。

無理をして思ってもいないことを書く必要はありません。


誰の日常にも「ITとの接点」は必ずあります。
特別な経験がなくても、接点さえ見つかれば納得感のある志望動機は作れます。

スキルゼロから内定を勝ち取った私の実話と、今日から使える「志望動機の作り方」をお伝えします。

【実話】プログラミングは「ボタンを押すだけ」それでも内定獲得

「そうは言っても、先輩は理系だからプログラミングできたんでしょ?」

そう思うかもしれませんが、ここで正直にカミングアウトします。 実は私、理系出身ですがプログラミング経験はほぼゼロでした。

私の「プログラミング力」の実態

  • × コードを書く:全くできない
  • × エラーを読む:英語ばかりで読めない
  • ○ やっていたこと:先輩が作ったシステムの実行ボタンを1回押して待つだけ

本当にこれだけです。 胸を張って「できません」と言えるレベルでした。

なぜ面接を通過できたのか?

そんな私が伝えたのは、「技術力」ではなく「視点」です。

私の研究(データ解析)は、大量のデータの中から、人には見つけられなかった情報を見つけ出すことでした。

抽象的でわかりにくいので、身近なことで例えると、
スーパーのお買い物データから50代男性の購入傾向を見つけるようなものでした。

そこで私は、以下のようにアピールしました。

面接で伝えたこと

「正直、私はプログラミングは書けません。

でも、日々の研究で「大量のデータからは、今まで人間が見つけられなかった新しい情報が見つかる」ということに、すごく面白さと可能性を感じました。

御社は大きな企業で、お客様も含めてたくさんのデータをお持ちだと思います。
その中に眠っている、「実はすごく大事だけど、まだ誰も気づいていない価値ある情報」を引き出して、御社やお客様に提供していきたいと考えています」


結果、このアピールで内定をいただけました。

面接の手応えから感じた、評価のポイント

  • × 今、コードが書けるか?
  • IT(ツール)を使って、どんな価値を生み出したいと思っているか?

もちろん、実際の評価シートを見たわけではありません。 でも、なぜ「技術力」よりも「視点」をアピールして内定をいただけたのか?

入社後に現場を見てみて、「あぁ、こういうことだったんだな」と自分なりに納得した理由をお話しします。

プログラミング経験がなくても「IT志望」と言っていい理由

就活中は、どうしても「大きな誤解」をしてしまいがちです。

よくある誤解

  • 志望動機 = 技術への興味でなければならない
  • アプリ開発経験がないとダメ
  • 最新技術に詳しくないとダメ

でも、現場に入って分かったリアルは違いました。

現場の真実

  • 企業は「技術オタク」だけを求めているわけではない
  • 技術はあくまで手段にすぎない
  • 一番大事なのは「課題を解決して、価値提供したい」という熱量

では、具体的にどんな姿勢が求められているのでしょうか?

PM・SEに本当に必要なこと

私たちが目指す「PM(プロジェクトマネージャー)」や「上流SE」の仕事の本質は、自分でひたすらプログラムを書くことではありません。

ITという道具を「どう活用して、全体を良くするか」を管理することです。

※PMとプログラマーの詳しい違いについては、また別の記事でじっくり解説しますね!
ここでは「コードを書くだけがSEの仕事じゃない」とだけ覚えておいてください。

「困っている人を助けたい」 「もっと世の中を便利にしたい」

この「目的」に対する想いこそが重要です。

なぜなら、「今の状況をもっと良くしたい」という前向きな気持ちこそが、
チームへ貢献し、プロジェクトを成功させる一番の原動力になるからです。

技術は研修で身につきますが、「想い」は教わって身につくものではありません。

だから、「ITがもたらす変化」に感動した経験があれば、それは最強のアピール材料になります。

「でも、私にはそんな経験ない…」 そう思う方こそ、次の章を読んでください。

ヒントはアルバイトの中にもありますよ!

解説!アルバイト経験を「IT志望動機」に変えるヒント

「ただの飲食店のホールスタッフでした」 そんな方にこそ、チャンスがあります。

難しく考えず、バイト先で「ITシステムが導入された前後」を想像してみてください。 (例:レジが変わった、タブレットが入ったなど)

エピソード:自動注文タブレットの導入

ある飲食店のホールで働いていたAさんの例を見てみましょう。

【Before:導入前】

  • 注文は紙に手書き。
  • ピーク時は注文取りに追われてバタバタ。
  • お客様を待たせ、スタッフの笑顔も消える。

ここに「タブレット(IT)」が導入された

【After:導入後】

  • 注文取りという「単純作業」が激減!
  • 浮いた時間で、「丁寧な接客」ができるように。
  • お客様からの「ありがとう」が増えた。

「感動」を言語化すれば、志望動機になる

この体験をしたAさんは、こう気づきました。

Aさんの気づき

「システムはただ便利な道具だと思っていたけど違った。
人が本来やるべき「温かい仕事」に集中させてくれるものなんだ!


この「ユーザーとしての感動」をそのまま言葉にするだけで、立派な志望動機になります。

志望動機の構成例

  1. 体験:
    バイトでIT導入による劇的な変化を体験しました。
  2. 感動:
    システムのおかげで、本来やりたかった「接客」に集中でき、お客様の笑顔が増えました。
  3. 志望:
    ITは生活や仕事を豊かにしてくれる。
    その感動を知っているからこそ、今度は私がITを使って誰かの「本来やりたいこと」を支える側になりたいです。

どうでしょうか?
無理に背伸びするより、ずっと説得力があると思いませんか?

まとめ

「働きやすそう」という入り口でIT業界に興味を持っても、全く問題ありません。

大切なのは、その先にある「ITで誰かに価値を届けたい、貢献したい」という等身大の想いです。

  1. スキル経験がなくてもOK
    企業は「技術力」以上に「ITで何を実現したいか」という視点を見ています。
  2. 日常の感動を探そう
    「便利になった」「本来の仕事に集中できた」というユーザー体験こそが、最強のネタになります。
  3. 想いが原動力になる
    「もっと良くしたい」という気持ちは、現場において技術以上に強力な武器になります。

最後に

就活中は「すごい実績」がないと不安になるかもしれません。

しかし、私が現場にいて一緒に働きたいと思うのは、
すごい技術を持っている人よりも、 「このシステムの価値を誰に届けるか」を一緒に一生懸命考えて動ける人です。

あなたのアルバイトや生活の中に、きっとヒントは隠れています。

「あ、これ便利だったな」という小さな気づきを、大切に育ててみてください。
それがきっと、あなただけの強力な武器になります!

ぜひ、あなただけの実体験とITを結びつけて、「自分らしい志望動機」を書いてみてください。

背伸びなんてしなくて大丈夫です。
等身大のあなたが納得できる言葉なら、その想いは必ず届きます。

まずは最初の一行から、書き始めてみましょう!

※この記事は、採用のプロのアドバイスではありません。
あくまで、つい最近まで悩み、なんとか内定をもらって今働いている「社会人1〜2年目の先輩」の実体験(N=1)として読んでくださいね!